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コンタクトレンズの難点《2 》

コンタクトレンズの間違った使用は、さまざまな眼病を引き起こすことがあります。

まず1つ目の"表層角膜症"は、眼が痛んだり、充血したり、涙目になったりして光に対して眼が過敏になってしまうものです。

角膜の表面は通常"角膜上皮"という細胞で覆われていますが、この病気にかかると点状に脱落していきます。

この症状がドライアイによって生じている場合には涙の成分の点眼剤が効果的ですが、コンタクトレンズによって引き起こされている場合には、レンズの使用をすぐに中止して抗生物質による治療を行います。

2つ目には"角膜潰瘍"があげられます。

これはコンタクトレンズの間違った取り扱いや、レンズケースの汚れなどによって引き起こされるもので、まず角膜上皮びらんがおこります。

この時点で気付いて治療が行われると治りも早いのですが、治療が遅れて細菌に感染してしまうと角膜に潰瘍ができ激しい痛みや充血、視力低下といった症状がでてきます。

治療の際には抗生物質が投与されますが、この症状を悪化させると失明に至る危険性もあるので眼に異常を感じた場合には、軽く見ないですぐに専門医に相談するようにしなければなりません。

3つ目の"角膜血管新生"という病気は、長い間コンタクトレンズを使用して角膜が慢性の酸欠状態に陥った場合に表れるもので、角膜の周囲から中央に向けて血管が入り込んでいくものです。

また、4つ目の"角膜内皮障害"も酸素供給の低いコンタクトレンズの使用によってもたらされるもので、角膜の層の一番内側の"内皮細胞"という組織が減っていく病気です。

この細胞はもともと六角形をして敷石状に規則的に配列されているもので、細胞分裂などによって増殖することはないために、一旦減少すると細胞を増やす手立てがないのが現状です。

さらに5つ目の"巨大乳頭結膜炎"では、上瞼の裏に0.3mm程度のぶつぶつができて完治に数ヶ月かかります。

これは、コンタクトレンズに付いたタンパク質などの汚れが原因で起こるアレルギー性の結膜炎で、治療中はコンタクトレンズの装着は禁止されます。

最後にもう一つ知っておきたいのは、アカントアメーバーと呼ばれる微生物によって引き起こされる病気で、完治に数ヶ月を要する重い眼病の一つです。

この生物は水道水やプール、川などに生息しているために、ソフトコンタクトレンズを水道水で洗って使用したりしていると感染してしまうことがあります。

スポーツ選手がコンタクトレンズを使用する場合は、殆どの場合ソフトコンタクトレンズですが、ハードコンタクトレンズよりも眼病の原因となるケースも多いと言われています。

特に眼が重要視される彼らにとって、眼病は命取りになってしまうことさえあります。

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