視力にはいろいろな種類のものがありましたが、スポーツにおいてはすべてが"見る"ことから始まります。
スポーツ選手は"視力"と"脳の処理能力"の両方が優れている必要がありますが、速く正しく見ることができて初めて、速く正しく判断することもできるのです。
スポーツ選手には一般の私たち以上に必要な視覚機能がたくさんありますが、その1つ目は、視線をはずさずに動く対象物を鮮明に捉えることのできる能力である"動体視力"です。
この機能は動的に変化する状況 早く正確に見分けて判断する能力で、視力や視野、反射神経などが関与すると考えられていますが、さらに左右の横向きの動きに対する"DVA動体視力"と、前後方向の動きに対する"KVA動体視力"とに分けられています。
たとえば野球においては、直球を打つ際に目標を見極めるときや、自動車の運転時に標識を認識するときに働くのが"KVA動体視力"で、変化球を打つ際に目標を見極める能力やサッカーやバスケットボールなどのように他の選手の動きを見ながら試合をするときに働くのが"DVA動体視力"だと言われています。
また、"静止視力"や5歳から15歳までの間に急速に向上すると言われる"DVA動体視力"は18歳前後をピークにゆるやかに低下していくのに対して、"KVA動体視力"は40代後半以降、急カーブを描いて低下していき、60歳で5歳児以下の能力になってしまいます。
スポーツの一流選手は皆、"動体視力"が優れていると言われますが、彼らは幼い頃からこの能力を厳しいトレーニングによって伸ばしてきているようです。
たとえば、米メジャーリーグで活躍する日本人のI選手などは、中学生の頃まで、毎日バッティングセンターに通って時速140kmの球を打っていたと言われています。
また、スポーツ選手の"俊敏性"を養うには、筋肉トレーニングが一番だとかつては信じられていましたが、最近ではその動作を開始する前に状況を判断する"動体視力を鍛えるトレーニング"の必要性が重要視されるようになってきました。そしてこの能力も、やはり裸眼において100%発揮されるものなのです。
レーシックとスポーツは、レーシックについて解説しています。
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