スポーツに必要な視覚機能の2つ目は、移動する物体に素早く視線を移すことのできる"眼球運動"です。
これは対象物を素早く正確に把握して眼球を素早く動かし、正確に焦点を合わせることのできる力で、眼の周りにある眼筋を鍛えることで高めることができます。
"眼球運動"と"動体視力"とは、切っても切れない関係にありますが、この二つの機能を高めることが反応動作のスピードアップにつながるようです。
そこで、物を見てから動くまでの"眼球運動"のプロセスをだどってみると......
まず、外界からの光が角膜を通って網膜を刺激するとその映像は視神経を通って大脳の視覚野へ伝わります。
それを受けて脳は、どのような行動をとったらよいかを素早く判断し、筋肉に指令を出します。
その指令に従って筋肉は動作を起こします。
このように外部の情報の大部分は目を通して脳に伝えられます。
言い換えれば人間の行動の殆どは見ることから始まるわけです。
そこで、目によって短時間で情報を大量に取り込んで、脳で迅速に処理するというように"見てから動くまでの時間"を短縮させることによって、つまり"動体視力"を高めることによって体の動きはさらにスピードアップします。
そして、"動体視力"を高めるにも結局は"眼球運動"を司っている眼筋を鍛えるトレーニングから始めるのが良いとされています・
従来から行われているトレーニングとしては、野球のI 選手が行っていたと言われるバッティングセンターでのバッティングや、走る車のナンバーを見てその数字をたしたり、動いている電車の中から外を見て看板の文字を読み取ったり、キャッチボールをする際に数字を書いたボールを使って、その数字を読み取る練習をしたりする方法があります。
これらは、いずれも"近見視力・遠見視力"が充分にあることを前提とされているために、近視でメガネやコンタクトレンズを使用している場合には、トレーニングの時点からハンディーを背負っていて充分な成果をあげられないということも考えられます。
レーシックとスポーツは、レーシックについて解説しています。
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