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知っておきたいレーシックの合併症《2 》

“レーシック”の手術後に出る症状の5つ目に考えられるのは、“感染症”です。

角膜上皮は治療後はまた元に戻され、予防用の点眼剤などが処方されますが、点眼を怠ったりしてその部分が完全に癒着するまでの間に細菌が侵入すると“感染症”を引き起こしてしまいます。

また、点眼を指示どおりにきちんと行った場合にも、切開した角膜の傷口の状態というのは安定していないために、細菌やウィルス、カビなどに侵されやすくなっています。

万一発症したとしても、軽度の場合は点眼剤で回復しますが、最悪の場合は角膜が白濁してしまうこともあるので、早期治療を心掛けることが大切です。

6つ目に考えられるのは、“フラップ作成時に起こるトラブル”です。

“レーシック”では、マイクロケラトームと呼ばれるカンナ状の器材を用いて、医師の手によってフラップが作成されます。

そのために頻度にすれば1%未満だと言われますが、フラップが完全にできない“不完全フラップ”や、極端に薄くなってしまう“シンフラップ”、またさらにその中央に穴が開いたり形が変形したりしてしまう“ボタンホール”、患者の体質などが問題となって、フラップ作成時にマイクロケラトームを固定するのに必要な眼圧の上昇が得られない“フラップ作成不能”などといった合併症が起こる可能性もあります。

しかし、最近の“エピレーシック”や“イントラレーシック”の治療では、フラップを作成するのにレーザーが使われるので、医師の経験による治療の質のムラはなくなりました。

また治療に用いられる“エキシマレーザー”も、実際に近視手術専用の特殊なレーザーとして10年以上の長い期間にわたって使用されてきましたが、1㎜の千分の一という非常に細かい単位でコンピュータ制御されているために、角膜への照射も正確に行うことができ、フラップに関連する合併症も以前よりは減ってきているようです。

とはいえ、重症になると前よりも視力が落ちてしまうこともあるので、少しでも異常を感じたら早目に受診することが大切です。

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